LEARNING JOURNAL / 定期テスト範囲・分析・2026年度

大和市立鶴間中学校 2年理科 2026年度2学期中間 定期テスト分析|個別指導塾が出題構成と難易度を解説

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大和市立鶴間中学校の2年理科2026年度2学期中間テストを個別指導塾が分析。原子・分子、化学式、分解、電気分解、化合、酸化・還元、化学反応式、発熱・吸熱、質量保存の法則まで、出題構成と難易度、得点差が出やすい問題を詳しく解説します。

この記事の目次
  1. 【はじめに】 👉
  2. 【教科書の範囲】 👉
  3. 【学校ワーク・提出教材の範囲】 👉
  4. 【試験全体の構成】 👉
  5. 【大問1:原子・分子・単体・化合物・化学式】 👉
  6. 【大問2:炭酸水素ナトリウムの熱分解】 👉
  7. 【大問3:酸化銀の熱分解】 👉
  8. 【大問4:水の電気分解】 👉
  9. 【大問5:鉄と硫黄の化合】 👉
  10. 【大問6:銅の酸化と質量変化】 👉
  11. 【大問7:酸素中での燃焼・酸化】 👉
  12. 【大問8:酸化銅の還元】 👉
  13. 【大問9:化学変化と熱の出入り】 👉
  14. 【大問10:質量保存の法則】 👉
  15. 【大問11:プロパンの燃焼と化学反応式】 👉
  16. 【教科書の基本内容と比較した難易度】 👉
  17. 【今回のテスト総評】 👉
  18. 【点を取りやすかった問題】 👉
  19. 【目標点別に考える復習の優先順位】 👉
  20. 【解く順番と時間配分】 👉
  21. 【得点差が出やすい問題】 👉
  22. 【最後に】 👉

【はじめに】

今回は、大和市立鶴間中学校2年生で実施された、2026年度2学期中間の理科定期テストを分析します。

今回の鶴間中学校2年理科は、「化学変化と原子・分子」が中心となったテストでした。

原子・分子、単体・化合物、化学式といった基本事項から始まり、炭酸水素ナトリウムの熱分解、水の電気分解、鉄と硫黄の化合、金属の酸化、酸化銅の還元、発熱・吸熱反応、質量保存の法則、化学反応式まで幅広く出題されています。

実際の問題用紙では大問1〜11まであり、ほぼすべての大問で「実験結果から考える」「化学式や化学反応式で表す」「なぜその操作をするのか説明する」といった問題が含まれていました。

今回のテストで特に重要なのは、用語を暗記しているだけでは対応しにくい構成だったことです。

たとえば、

「酸素が発生する」と覚えるだけではなく、どうやって酸素だと確認するのか。

「酸化銅が還元される」と覚えるだけではなく、反応前後でどの物質がどのように変化したのか。

「質量保存の法則」を覚えるだけではなく、容器のふたを開けたときに質量が変化する理由を説明できるか。

こうしたところまで理解している必要がありました。

今回のテスト結果を見て、「化学式は覚えたのに化学反応式が作れなかった」「実験問題になると分からなくなった」「酸化と還元が混ざってしまった」という方は、個学指導のエイティのLINE公式アカウントからお気軽にご相談ください。

答案や間違えた問題を確認しながら、次回のテストに向けて何から復習すべきかを一緒に整理できます。

【教科書の範囲】

今回の理科は、「化学変化と原子・分子」が範囲です。

主な内容は、

1章 物質の成り立ち

物質を加熱したときの変化

水溶液に電流を流したときの変化

原子・分子

2章 物質の表し方

物質・化学変化を記号で表す

3章 さまざまな化学変化

物質同士が結びつく変化

物質が酸素と結びつく変化

酸化物から酸素を取り除く変化

化学変化と熱の出入り

4章 化学変化と物質の質量

化学変化の前後での質量

となっています。

教科書はp138〜194です。

【学校ワーク・提出教材の範囲】

今回の範囲記事では、学校ワークのページ指定は確認できませんでした。

ノートは、

p72〜93

p96

p98

p99

p170〜177

が範囲として示されています。

実際のテストを見ると、単なる用語確認だけではなく、実験の手順、結果、化学式、化学反応式まで細かく出題されています。

そのため、ノートを眺めるだけではなく、実験ごとに「何をしたか」「何ができたか」「どう確認したか」「化学反応式は何か」をセットで復習しておくことが重要だったといえます。

【試験全体の構成】

今回のテストは、大問1〜11で構成されていました。

大きく整理すると、次のような流れです。

大問1 原子・分子・単体・化合物・化学式

大問2 炭酸水素ナトリウムの熱分解

大問3 酸化銀の熱分解

大問4 水の電気分解と水溶液の電気分解

大問5 鉄と硫黄の化合

大問6 銅の酸化と質量変化

大問7 物質の燃焼・酸化

大問8 酸化銅の還元

大問9 化学変化と熱の出入り

大問10 質量保存の法則

大問11 プロパンの燃焼と化学反応式

今回の特徴は、単元が独立して出題されているのではなく、前半で学習した知識が後半の問題でも使われていることです。

たとえば、大問1で原子・分子・化学式を理解していないと、後半の化学反応式にも対応しにくくなります。

大問2〜4で分解を理解し、大問5〜7で化合・酸化を理解し、大問8では還元へ進みます。

さらに大問9・10では、化学変化に伴う熱や質量まで扱われています。

単元ごとに暗記するのではなく、「物質がどのように変化しているのか」を一つの流れとして理解できているかが重要なテストでした。

【大問1:原子・分子・単体・化合物・化学式】

難易度:基本〜標準

大問1は、今回の化学分野を学習するうえで土台になる問題でした。

まず、原子についての基本的な性質を文章の空欄に入れる問題が出題されています。

化学変化によって原子そのものがなくなったり、新しくできたりしないことや、原子にはそれぞれ決まった性質があることを理解している必要があります。

また、原子説・分子説に関係する科学者についても出題されています。

ここは名称を覚える知識問題ですが、誰がどのような考え方を示したのかを整理しておくことが重要です。

さらに、分子モデルを見て物質名を答える問題、物質を化学式で表す問題もありました。

亜鉛、硫化銅、塩素、酸化マグネシウムなどを化学式で表す必要があります。

ここでは、

元素記号を正しく覚えているか。

数字をどこにつけるのか。

分子を作る物質なのか。

単体なのか、化合物なのか。

を正確に理解している必要がありました。

特に、「化合物とは何か」「単体とは何か」「分子を作る物質と作らない物質の違い」は、後半の化学反応式にもつながる重要な内容です。

【大問2:炭酸水素ナトリウムの熱分解】

難易度:標準〜やや難

大問2は、炭酸水素ナトリウムを加熱する実験でした。

炭酸水素ナトリウムを加熱すると、固体・液体・気体の物質が生じます。

この大問では、単に生成物の名前を覚えるだけでなく、実験装置や操作の理由まで問われています。

最初に、1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる変化を何というか答える問題が出題されています。

これは「分解」です。

さらに、試験管の底を少し高くして加熱する理由も出題されています。

実験問題では、このような「なぜその操作をするのか」が非常に重要です。

手順をそのまま暗記しているだけではなく、事故を防ぐためにどのような意味があるのかを理解しておく必要があります。

また、加熱後に残った固体にフェノールフタレイン溶液を加え、加熱前との違いを比較する問題も出題されました。

これは、炭酸水素ナトリウムと加熱後に生じた物質の性質の違いを実験結果から判断する問題です。

液体については、青色の塩化コバルト紙などを利用して水であることを確認します。

最後には、この化学変化を化学反応式で表す問題も出題されていました。

つまり大問2では、

分解という用語

実験操作

生成物

物質の確認方法

化学反応式

まで一連の流れで理解している必要がありました。

【大問3:酸化銀の熱分解】

難易度:標準

大問3は、酸化銀を加熱し、発生した気体を調べる実験でした。

発生した気体を試験管に集め、火のついたものを入れたときにどのような変化が起こるかを判断する問題が出題されています。

ここでは、発生した気体が酸素であることを、酸素の性質から確認する必要があります。

酸素はものを燃やす気体ではなく、「ものが燃えるのを助ける気体」です。

この違いはテストでよく問われます。

さらに、加熱後に試験管に残った固体の性質を複数選ぶ問題も出題されています。

金属光沢がある。

電気を通す。

たたくと広がる。

といった金属の性質を利用して、残った物質が銀であることを判断します。

最後には、酸化銀が銀と酸素に分解される化学反応式を完成させる必要があります。

ここでも、「何ができたか」だけでなく、「なぜその物質だと分かるのか」が重要でした。

【大問4:水の電気分解】

難易度:標準〜やや難

大問4は、水にある物質を溶かして電流を流し、水を電気分解する実験でした。

電気分解では、陰極と陽極からそれぞれ異なる気体が発生します。

今回の問題では、

水に溶かした物質

水を電流によって分解する変化の名称

陰極で発生する気体

陽極で発生する気体

発生する気体の体積比

それぞれの気体の確認方法

化学反応式

まで出題されています。

水が分解すると、水素と酸素が発生します。

そして発生する体積比は、水素:酸素=2:1です。

ここは単なる暗記ではなく、化学反応式とも結びつけて理解しておきたいところです。

また、水素は火を近づけると音を立てて燃え、酸素は燃焼を助けます。

気体の名前と確認方法をセットで覚えておく必要がありました。

さらに、大問4の後半では、別の水溶液に電流を流した場合に電極でどのような変化が起こるかも問われています。

つまり、「電気分解=水だけ」と覚えているのではなく、水溶液の中に含まれる物質によって電極で異なる変化が起きることまで理解する必要がありました。

【大問5:鉄と硫黄の化合】

難易度:標準〜やや難

大問5は、鉄粉3.5gと硫黄2.0gを混ぜ、加熱する実験でした。

これは鉄と硫黄が結びつき、硫化鉄になる化合の代表的な実験です。

今回の問題では、加熱前の混合物と加熱後にできた物質を比較しています。

まず、磁石を近づけたときの反応が問われています。

加熱前は鉄を含んでいるため磁石に引きつけられます。

しかし、化学変化によって硫化鉄になると、もとの鉄とは異なる性質をもつ物質になります。

さらに、塩酸を加えたときに発生する気体の違いも扱われています。

ここで重要なのは、化学変化によって新しい物質ができると、もとの物質とは異なる性質になるという点です。

また、試験管の一部を加熱したあと、加熱をやめても反応が続く理由を「化合」「熱」という語を使って説明する問題も出題されています。

これは単なる用語暗記ではなく、化学変化と熱の関係を説明する問題です。

最後には、鉄と硫黄の化学反応式も出題されています。

鉄+硫黄→硫化鉄

という反応を、正しい化学式で表す必要がありました。

【大問6:銅の酸化と質量変化】

難易度:標準

大問6は、質量を量った銅粉を加熱し、全体が変色したことを確認したあと、再び質量を量う実験でした。

ここでは、加熱前と加熱後で質量がどのように変化するかを考えます。

銅を空気中で加熱すると、銅が酸素と結びついて酸化銅になります。

そのため、銅だけのときよりも酸素の分だけ質量が増えます。

この大問で重要なのは、「化学変化だから質量が変わった」と考えるのではなく、何が新しく加わったのかを考えることです。

銅+酸素→酸化銅

という変化を粒子や化学式のレベルで理解していれば、質量が増える理由も説明できます。

さらに、できた物質の名称と化学反応式も問われています。

酸化と質量変化を結びつけて理解しているかがポイントでした。

【大問7:酸素中での燃焼・酸化】

難易度:標準〜やや難

大問7は、酸素を満たした集気びんの中で、複数の物質を燃やす実験でした。

調べる物質として、

スチールウール

木炭

マグネシウム

が使われています。

今回の問題では、燃焼後に石灰水が白くにごる物質を選ぶ問題が出題されています。

これは、二酸化炭素が発生したことを確認する問題です。

また、マグネシウムを燃やしたあとにできる白色の物質の名称も問われています。

さらに、スチールウールを燃やした前後で塩酸を加えたときの反応がどう変化するかを説明する問題も出題されています。

ここでは、燃える前と燃えた後で物質そのものが変化していることを理解する必要があります。

後半では、

複数の物質が結びついて一つの物質になる「化合」

物質が酸素と結びつく「酸化」

特に激しく光や熱を出す「燃焼」

について、用語の関係も問われています。

最後には、マグネシウムの燃焼を化学反応式で表す問題もありました。

酸化・燃焼・化合の関係を整理しているかが重要な大問です。

定期テストと日々の学習は、中学生の学習サポートでもご案内しています。

【大問8:酸化銅の還元】

難易度:やや難

大問8は、今回のテストの中でも特に重要な問題です。

酸化銅と炭素の粉末を混ぜて加熱し、発生した気体を石灰水へ通す実験でした。

まず、発生した気体によって石灰水がどうなるかを答える問題があります。

石灰水が白くにごることから、二酸化炭素が発生したことが分かります。

さらに、加熱後の試験管内の物質の質量がどう変化するのかを考える問題も出題されています。

そして、炭素を加える理由について、「炭素原子は〜ため」という形で詳しく説明する必要がありました。

ここでは、炭素が酸化銅から酸素を奪うことを理解している必要があります。

酸化銅から酸素が取り除かれ、銅になる反応が「還元」です。

この問題では、

酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素

という変化の中で、

酸化銅は還元される。

炭素は酸化される。

という2つの変化が同時に起こっています。

さらに、加熱後にゴム管を閉じる理由や、水素を使って酸化銅を銅に戻す別の還元方法まで出題されています。

酸化と還元を別々の単語として覚えているだけでは対応しにくく、酸素がどこからどこへ移動しているのかを追う必要がありました。

【大問9:化学変化と熱の出入り】

難易度:標準〜やや難

大問9は、化学変化に伴う温度変化についての問題でした。

鉄粉、活性炭、食塩水などを使った実験装置が示され、反応前後の温度変化を考えます。

まず、化学変化によって温度が上がる反応を何というかが問われています。

これは発熱反応です。

さらに、この実験と同じ原理を利用したものとして、身近な製品について答える問題もありました。

身近な生活と理科の知識を結びつける問題です。

また、反対に温度が下がる化学変化を選ぶ問題も出題されています。

ここでは、実際の化学変化が熱を出すのか、周囲から熱を奪うのかを判断する必要があります。

最後には、化学変化によって熱を吸収する反応を何というかも問われています。

発熱反応と吸熱反応を、具体的な化学変化とセットで理解しているかがポイントでした。

【大問10:質量保存の法則】

難易度:標準〜やや難

大問10は、化学変化の前後における質量について考える問題でした。

密閉したプラスチック容器の中に炭酸水素ナトリウムとうすい塩酸を入れ、容器全体の質量を測定します。

その後、容器を傾けて反応させ、もう一度質量を測ります。

さらに、最後には容器のふたをゆるめて再び質量を測ります。

ここで非常に重要なのが、「密閉されているかどうか」です。

容器が閉じている間は、気体が発生しても容器の外へ出ません。

そのため、化学変化の前後で容器全体の質量は変わりません。

一方、ふたをゆるめると、発生した気体が外へ出るため、測定する質量は変化します。

「化学変化では質量が保存される」という言葉だけを覚えていると、最後の問題で迷いやすくなります。

どこまでを一つの系として測っているのかを考える必要がありました。

さらに、この反応で生成する物質名や、硫酸と水酸化バリウム水溶液を混ぜたときにできる白い沈殿も出題されています。

最後には、化学変化の前後で物質全体の質量が変わらない法則の名称を答えます。

質量保存の法則を、実験結果から理解できているかが問われる大問でした。

【大問11:プロパンの燃焼と化学反応式】

難易度:やや難

最後の大問11は、プロパンの燃焼について、化学反応式を完成させる問題でした。

家庭用ガスボンベなどに使われるプロパンが燃えると、水と二酸化炭素になります。

文章では、

プロパン+酸素→水+二酸化炭素

という反応が示され、プロパンの化学式や分子モデルをもとに、正しい化学反応式を作る必要があります。

この問題で重要なのは、化学式を書くだけではなく、反応前後の原子の数を一致させることです。

化学反応式では、原子そのものが途中で消えたり、新しく生まれたりすることはありません。

そのため、

炭素原子はいくつあるか。

水素原子はいくつあるか。

酸素原子はいくつ必要か。

を左右で数えながら係数を決める必要があります。

大問1で学習した「化学変化によって原子はなくならない」という基本原則が、最後の問題につながっています。

今回のテストの締めくくりとして、化学分野全体の理解が問われる問題だったといえます。

【教科書の基本内容と比較した難易度】

今回の大和市立鶴間中学校2年理科、2026年度2学期中間テストは、全体として標準〜やや難と考えられます。

原子・分子、化学式、単体・化合物などの基本知識は、教科書やノートをしっかり確認していれば対応しやすい内容でした。

一方で、今回のテストでは実験問題が非常に多く出題されています。

炭酸水素ナトリウム。

酸化銀。

水の電気分解。

鉄と硫黄。

銅の酸化。

物質の燃焼。

酸化銅の還元。

質量保存。

と、代表的な実験が次々に出題されています。

しかも、「結果だけ答える」問題だけではありません。

なぜ試験管を傾けるのか。

なぜその気体だと判断できるのか。

なぜ加熱をやめても反応が続くのか。

なぜ質量が増えるのか。

なぜゴム管を閉じるのか。

といった理由説明も含まれています。

さらに、多くの大問で化学反応式が問われています。

したがって、教科書の太字語句を暗記しただけの勉強では、高得点を取りにくいテストだったといえます。

【今回のテスト総評】

今回の大和市立鶴間中学校2年理科、2026年度2学期中間テストは、化学変化の基本から応用までを非常にバランスよく確認するテストでした。

特に特徴的なのは、実験と化学反応式が強く結びついていることです。

たとえば、炭酸水素ナトリウムの分解では、

実験装置

操作上の注意

生成物

確認方法

化学反応式

まで出題されています。

鉄と硫黄でも、

加熱前後の性質

発生する気体

反応が続く理由

生成物

化学反応式

まで確認されています。

つまり、実験を「学校で一度やった」というだけでは不十分です。

実験について、

何をしたのか。

なぜその操作をしたのか。

何が起きたのか。

どんな物質ができたのか。

どうやって確認したのか。

化学反応式ではどう表すのか。

まで一つのセットとして理解する必要がありました。

また、大問8の酸化・還元、大問10の質量保存、大問11の化学反応式など、単元後半になるほど複数の知識を組み合わせる問題が増えています。

今回のテストは、化学分野を本当に理解できているかが分かりやすく表れる構成だったといえます。

【点を取りやすかった問題】

今回、比較的点を取りやすかったのは、大問1の基本用語・化学式、大問3の酸素と銀の性質、大問6の銅の酸化、大問9の発熱・吸熱の基本用語などです。

これらは、基本事項を正確に整理しておけば対応しやすい問題でした。

また、各実験の生成物の名称も重要な得点源です。

たとえば、

酸化銀を加熱すると何ができるのか。

鉄と硫黄を加熱すると何ができるのか。

銅を加熱すると何ができるのか。

マグネシウムを燃やすと何ができるのか。

といった基本事項は確実に答えたいところです。

一方で、

実験操作の理由

化学反応式

酸化・還元

質量変化

実験結果から物質を特定する問題

は、理解の差が出やすい内容でした。

【目標点別に考える復習の優先順位】

【40点未満の生徒】

まずは、基本用語と物質名・化学式を優先します。

原子

分子

単体

化合物

分解

化合

酸化

燃焼

還元

発熱反応

吸熱反応

質量保存の法則

について、言葉の意味を説明できる状態にしましょう。

さらに、

水素

酸素

二酸化炭素

水

銅

酸化銅

鉄

硫黄

硫化鉄

など、今回登場する基本的な物質の化学式も確認します。

最初から難しい化学反応式をすべて完成させようとするのではなく、「何が何に変化したのか」を言葉で答えられることを優先します。

【40〜60点の生徒】

基本用語・化学式に加えて、大問2〜7の代表的な実験を重点的に復習します。

特に、

炭酸水素ナトリウムの熱分解

酸化銀の熱分解

水の電気分解

鉄と硫黄の化合

銅の酸化

マグネシウムの燃焼

を整理しましょう。

それぞれについて、

実験方法

生成物

確認方法

化学変化の種類

を言えるようにします。

また、簡単な化学反応式から練習を始めることも重要です。

【60〜80点の生徒】

大問4・大問5・大問7・大問8・大問10を重点的に復習します。

特に重要なのは、実験操作の理由と酸化・還元です。

「なぜこの操作をするのか」という問題では、答えだけを覚えるのではなく、その操作をしなかった場合に何が起こるかを考えると理解しやすくなります。

また、酸化・還元では、

どの物質が酸素を受け取ったか。

どの物質から酸素が取り除かれたか。

を毎回確認しましょう。

質量保存についても、密閉されている場合と開放されている場合の違いまで説明できる状態を目指します。

【80点以上を目指す生徒】

すべての実験について、理由説明と化学反応式まで完成させる必要があります。

特に、

大問2の分解

大問4の電気分解

大問5の化合

大問7の酸化・燃焼

大問8の還元

大問10の質量保存

大問11の係数を合わせる化学反応式

を重点的に確認しましょう。

高得点を目指す場合、「答えは分かる」で終わらせず、

なぜそうなるのか。

どの実験結果が根拠なのか。

原子・分子のレベルでは何が起きているのか。

まで説明できるようにすることが重要です。

【解く順番と時間配分】

今回のテストは、大問11まであり、実験図や文章を読む問題もかなり多くなっています。

そのため、一つの問題で止まりすぎないことが重要です。

大問1は基本知識です。

まずここを短時間で確実に進めます。

大問2〜7は代表的な実験問題です。

実験内容を覚えていれば比較的進めやすい問題も多いため、名称・生成物・確認方法などは先に答えてしまうとよいでしょう。

一方、「理由を説明しなさい」「化学反応式で表しなさい」という問題は少し時間がかかります。

すぐに答えが出ない場合は、後から戻る方法もあります。

大問8の還元、大問10の質量保存、大問11の化学反応式は、考える時間を残したい問題です。

特に化学反応式では、焦って係数を決めるのではなく、左右の原子数を確認する必要があります。

今回のテストでは、基本知識や物質名を先に確保し、説明・化学反応式に残り時間を使う進め方が有効だったと考えられます。

【得点差が出やすい問題】

今回、特に得点差が出やすかったと考えられるのは、大問2・大問4・大問5・大問8・大問10・大問11です。

大問2では、実験操作の理由と生成物の確認方法まで理解している必要があります。

大問4では、水の電気分解について、気体の種類だけでなく体積比や確認方法、化学反応式まで問われています。

大問5では、鉄と硫黄を混ぜただけの場合と、加熱して化合物になった場合の性質の違いを理解する必要があります。

大問8の還元は、特に差が出やすい単元です。

酸化銅から酸素が取り除かれる一方で、炭素は酸素と結びつきます。

酸化と還元が同時に起こることを理解している必要があります。

大問10では、質量保存の法則を丸暗記するのではなく、密閉容器とふたを開けた場合の違いまで考える必要がありました。

そして大問11では、原子の数を左右で一致させて化学反応式を完成させます。

今回の鶴間中学校2年理科は、「用語を知っている生徒」と「化学変化の仕組みまで理解している生徒」とで得点差が出やすいテストだったといえます。

【最後に】

大和市立鶴間中学校の2年理科、2026年度2学期中間テストは、原子・分子、化学式から始まり、分解、電気分解、化合、酸化、燃焼、還元、熱の出入り、質量保存まで、化学分野を幅広く確認する内容でした。

今回のテストで点数が思うように取れなかった場合は、

「基本用語を覚えていなかったのか」

「物質名や化学式が書けなかったのか」

「実験の結果を覚えていなかったのか」

「実験操作の理由を説明できなかったのか」

「酸化・還元が理解できていなかったのか」

「化学反応式を作れなかったのか」

を分けて確認することが大切です。

特に今回の範囲では、単元同士が強くつながっています。

原子・分子が分からなければ、化学式や化学反応式が難しくなります。

化学式が分からなければ、酸化・還元や質量保存も理解しにくくなります。

そのため、間違えた大問だけを直すのではなく、「どの基礎知識が不足していたからその問題を間違えたのか」を確認することが重要です。

個学指導のエイティでは、大和市立鶴間中学校の定期テストに合わせて、学校教材の進捗管理、化学式の確認、代表的な実験の整理、化学反応式、酸化・還元、質量保存の問題まで、一人ひとりの学習状況に合わせて指導しています。

今回の答案を見ながら、「次回は何点を目指すのか」「そのためにどの問題を解けるようにするのか」を整理したい方は、個学指導のエイティのLINE公式アカウントからお気軽にお問い合わせください。

実際にどこで失点しているのかを確認し、次回の定期テストに向けた学習内容を一緒に考えていきます。

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