LEARNING JOURNAL / 高校入試・受験情報・2027年度
神奈川県 内申 オール3 どこまで狙える?「もう遅い?」を数字で整理する受験戦略ガイド
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神奈川県で内申オール3はどこまで狙える?中2・中3ともオール3なら81点。2027年度神奈川県公立高校入試の選考比率、県内全域の参考内申、当日点で挽回する考え方、残り期間の受験対策を数字で詳しく解説します。
この記事の目次
※2027年度(令和9年度)神奈川県公立高校入試対応
「神奈川県 内申 オール3 どこまで狙える?」
高校受験を前にすると、とても気になるところだと思います。
「オール3だと、行ける高校はかなり限られる?」
「志望校を下げた方がいい?」
「もう中3の秋だけど、今からでは遅い?」
「内申がもう上がらなくても、当日点で挽回できる?」
最初に結論からお伝えします。
内申オール3だからといって、高校受験が終わるわけではありません。
ただし、
「オール3でもどこでも狙える」わけでもありません。
神奈川県公立高校入試では、現在の内申だけでなく、
- 志望校の選考比率
- 学力検査の得点
- 重点化
- 特色検査
- 第1次選考・第2次選考
まで考える必要があります。
そして何より重要なのは、
「オール3だからどの高校に行けるか」だけで終わらず、自分が志望校に合格するために入試本番で何点必要なのかまで考えることです。
この記事では、2027年度の神奈川県公立高校入試制度をもとに、内申オール3の位置を数字で整理し、神奈川県全域の高校を見ながら「どこまで狙えるのか」「もう遅いのか」「これから何をすればいいのか」を詳しく解説します。
現在の内申・志望校から「何点必要か」を具体的に相談したい方へ
個学指導のエイティでは、相模原中央校・南林間校で無料の学習相談・体験を受け付けています。現在の内申や志望校、最近のテスト結果をもとに、これから何を優先するかを一緒に整理します。
1. 内申オール3は何点?まず81点の意味を正しく理解する
神奈川県公立高校入試の第1次選考では、基本となる「学習の記録(評定)」を、
中学2年生の9教科評定合計+中学3年生の9教科評定合計×2
で計算します。
135点満点です。
中2・中3ともに9教科すべて評定3だった場合は、
中2:3×9教科=27点
中3:3×9教科=27点
27×2=54点
したがって、
27+54=81点
です。
つまり、
中2・中3ともにオール3なら、内申は81点/135点
になります。
100点満点に換算すると60点です。
「今の通知表がオール3=必ず81点」ではない
ここは非常に重要です。
例えば、
中3の通知表だけがオール3
でも、中2の成績が違えば81点にはなりません。
中2が30点、中3が27点なら、
30+27×2=84点
です。
反対に中2が24点なら、
24+27×2=78点
になります。
そのため、
「今オール3だから自分の内申は81点」
と決めつけず、中2と中3の9教科評定を実際に計算する必要があります。
中3の評定は2倍になる
神奈川県では、中3の評定を2倍して計算します。
そのため、中3で1教科だけでも、
3→4
になれば、基本の135点換算では+2点です。
例えば中2がオール3のままで、中3だけ変わった場合、
中3で2教科を3→4
81点→85点
中3で3教科を3→4
81点→87点
中3で4教科を3→4
81点→89点
となります。
まだ最終評定が決まっていない時期であれば、
9教科すべてを一気に上げようとするのではなく、3から4に最も近い教科を見つけること
が重要です。
ただし、高校によっては特定教科を重点化する場合があります。
その場合、実際の選考では単純な81点だけで比べられないことにも注意が必要です。
2. 神奈川県 内申 オール3 どこまで狙える?
では、本題です。
内申81点なら、神奈川県のどの高校まで狙えるのでしょうか。
まず知っておいてほしいのは、
内申81点だけで合格できる高校・できない高校を決めることはできない
ということです。
神奈川県公立高校入試では、多くの全日制高校の第1次選考で、
調査書の評定+学力検査
を学校ごとの比率で計算します。
特色検査がある高校では、その結果も加わります。
そのため同じ内申81点でも、
学力検査が250点の生徒
学力検査が300点の生徒
学力検査が350点の生徒
では、狙える範囲が変わります。
さらに、
内申7:学力3
の高校と、
内申4:学力6
の高校では、オール3の意味も違います。
「内申81以下の高校を探せばいい」ではない
高校選びで、
「自分が81だから、参考内申が81以下の学校を探そう」
と考えるのはおすすめしません。
内申だけで合否を決める制度ではないからです。
反対に、
「参考内申が90だから、81では絶対に無理」
とも言い切れません。
大切なのは、
内申との差
と、
学力検査でどのくらい取れるか
をセットで考えることです。
参考内申は「合格最低内申」ではない
高校選びの参考として、模試会社などが過去の受験データから「参考内申」を出すことがあります。
ただし、
神奈川県教育委員会が「この高校は内申○点で合格」と発表しているわけではありません。
参考内申はあくまで志望校を考える材料の一つです。
倍率や入試問題の難易度、受検者の得点状況などによっても結果は変わります。
3. オール3=81点前後の高校を神奈川県全域から見る
ここでは、2027年度向けに公表されているWもぎの「合格可能性60%基準値」の内申を参考に、オール3=81点との距離を比較しやすい学校を神奈川県全域から紹介します。
この数値は合格最低内申ではありません。
また、特色検査の結果は含まれていません。
あくまで、
「オール3=81点が県内でどのあたりの位置なのか」
を見るための参考として利用してください。
横浜市周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 白山高校 | 普通 | 68 |
| 保土ケ谷高校 | 普通 | 71 |
| 新羽高校 | 普通 | 77 |
| 新栄高校 | 普通 | 79 |
| 上矢部高校 | 普通 | 79 |
| 二俣川高校 | 普通 | 83 |
| 舞岡高校 | 普通 | 85 |
| 横浜南陵高校 | 普通 | 85 |
| 霧が丘高校 | 普通 | 86 |
| 城郷高校 | 普通 | 90 |
横浜市内でも、参考内申はかなり幅があります。
オール3=81点は、すべての横浜市内公立高校に対して低すぎる数字というわけではありません。
一方で、参考内申が100を超える高校も多くあります。
川崎市周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 大師高校 | 普通 | 61 |
| 菅高校 | 普通 | 69 |
| 生田東高校 | 普通 | 79 |
| 百合丘高校 | 普通 | 84 |
| 川崎北高校 | 普通 | 86 |
| 市立幸高校 | 普通 | 86 |
| 麻生高校 | 普通 | 87 |
| 県立川崎高校 | 普通 | 87 |
川崎市内でも、オール3前後から比較しやすい普通科高校があります。
横須賀・三浦・逗子周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 三浦初声高校 | 普通 | 71 |
| 逗子葉山高校 | 普通 | 79 |
| 津久井浜高校 | 普通 | 93 |
普通科以外では、横須賀工業高校や海洋科学高校など、専門分野を学べる高校もあります。
湘南・茅ケ崎・藤沢周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 寒川高校 | 普通 | 55 |
| 茅ケ崎西浜高校 | 普通 | 79 |
| 藤沢総合高校 | 総合 | 90 |
| 茅ケ崎高校 | 普通 | 95 |
湘南地域にも難関校から幅広い選択肢があります。
地域だけで高校を決めず、選考基準と自分の学力を確認することが重要です。
平塚・大磯・二宮周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 平塚湘風高校 | 普通 | 60 |
| 二宮高校 | 普通 | 70 |
| 高浜高校 | 普通 | 81 |
| 大磯高校 | 普通 | 102 |
高浜高校の参考内申は81で、オール3と同じ数値です。
ただし、
「オール3なら高浜高校に合格できる」
という意味ではありません。
学力検査まで含めて考える必要があります。
秦野・伊勢原周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 秦野総合高校 | 総合 | 70 |
| 秦野曽屋高校 | 普通 | 88 |
| 伊勢原高校 | 普通 | 91 |
| 伊志田高校 | 普通 | 104 |
小田原・県西周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 小田原東高校 | 普通 | 68 |
| 山北高校 | 普通 | 71 |
| 足柄高校 | 普通 | 82 |
| 西湘高校 | 普通 | 105 |
厚木・海老名・県央周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 愛川高校 | 普通 | 59 |
| 厚木清南高校 | 普通 | 69 |
| 厚木北高校 | 普通 | 80 |
| 綾瀬西高校 | 普通 | 66 |
| 綾瀬高校 | 普通 | 84 |
| 大和南高校 | 普通 | 79 |
| 大和西高校 | 普通 | 97 |
| 有馬高校 | 普通 | 94 |
相模原市周辺
| 高校 | 学科 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 津久井高校 | 普通 | 55 |
| 相模原城山高校 | 普通 | 75 |
| 上鶴間高校 | 普通 | 77 |
| 相模田名高校 | 普通 | 78 |
| 橋本高校 | 普通 | 94 |
| 上溝高校 | 普通 | 95 |
| 上溝南高校 | 普通 | 101 |
| 麻溝台高校 | 普通 | 107 |
普通科だけでなく専門学科・総合学科もある
高校選びでは、普通科だけを見る必要はありません。
例えば参考内申では、
| 高校 | 学科・分野 | 参考内申 |
|---|---|---|
| 座間総合高校 | 総合 | 80 |
| 二俣川高校 | 福祉 | 80 |
| 市立川崎高校 | 福祉 | 80 |
| 神奈川工業高校 | 電気 | 80 |
| 神奈川工業高校 | 機械 | 76 |
| 厚木王子高校 | 総合ビジネス | 82 |
| 相原高校 | 環境緑地 | 78 |
| 中央農業高校 | 畜産科学 | 78 |
| 中央農業高校 | 農業総合 | 76 |
| 平塚農商高校 | 食品科学 | 77 |
| 商工高校 | 総合ビジネス | 77 |
| 小田原東高校 | 総合ビジネス | 72 |
などがあります。
高校で何を学びたいのかによって、選択肢は大きく広がります。
なお、上記の参考内申は、Wもぎが2027年度向けに公表している合格可能性60%基準値を参考にしています。135点満点の内申で、特色検査を含まないデータです。
参考内申=合格ラインではない
という点は必ず理解しておいてください。
4. 同じオール3でも高校ごとの選考比率で大きく変わる
2027年度の神奈川県公立高校入試では、多くの全日制高校の第1次選考で、
学習の記録(評定)
と、
学力検査
を100点満点に換算し、高校ごとの比率で計算します。
調査書と学力検査の比率は、それぞれ2以上の整数で、
合計10
になるように設定されます。
特色検査を行う高校では、さらに特色検査の数値が加わります。
オール3=81点は100点換算で60点
中2・中3ともオール3なら、
81÷135×100=60
です。
つまり、重点化を考えない基本形なら、
内申の換算値は60点
です。
例えば学力検査も100点換算で70点だった場合、
内申5:学力5
60×5+70×5=650
内申4:学力6
60×4+70×6=660
内申3:学力7
60×3+70×7=670
となります。
学力検査の得点が内申換算値より高い生徒では、学力検査の比率が高い高校ほど、その強みが反映されやすくなります。
2027年度の学校別比率を見る
同じ81点前後の参考内申を持つ高校でも、第1次選考の比率は同じではありません。
| 高校 | 参考内申 | 第1次選考 |
|---|---|---|
| 新羽 | 77 | 内申6:学力4 |
| 新栄 | 79 | 内申5:学力5 |
| 生田東 | 79 | 内申4:学力6 |
| 逗子葉山 | 79 | 内申5:学力5 |
| 茅ケ崎西浜 | 79 | 内申6:学力4 |
| 高浜 | 81 | 内申5:学力5 |
| 足柄 | 82 | 内申5:学力5 |
| 厚木北 | 80 | 内申6:学力4 |
| 大和南 | 79 | 内申5:学力5 |
| 上鶴間 | 77 | 内申5:学力5 |
| 相模田名 | 78 | 内申7:学力3 |
同じオール3でも、
生田東高校のように学力検査の比率が高い学校
と、
相模田名高校のように内申の比率が高い学校
では、受験戦略が変わります。
だから、
「内申81でどこに行ける?」
だけを見るのでは不十分です。
重点化も確認する
高校によっては、
調査書の特定教科
または、
学力検査の特定教科
を重点化します。
2027年度入試では、調査書は最大3教科、学力検査は最大2教科まで、一定の範囲で重点化できます。
例えば大和西高校では、第1次選考の調査書で英語を重点化します。
上溝高校では第2次選考の学力検査で、英語と、国語・数学のうち得点の高い1教科を重点化します。
単純な内申合計だけでなく、
自分の得意教科が選考でどう扱われるのか
も見てください。
クリエイティブスクールは考え方が異なる
神奈川県のクリエイティブスクールでは、一般的な公立高校と同じ「内申81点」という考え方をそのまま使いません。
2027年度では、
釜利谷高校
横須賀南高校普通科
小田原北高校普通科
大和東高校
青葉総合高校
が該当し、学力検査を行わず、調査書の「評定」も通常の形では選考に使用しません。
そのため、
「オール3ならクリエイティブスクールは内申○点だから……」
という比較は適切ではありません。
5. オール3から内申を上げるなら何を優先する?
まだ中3の最終評定が決まっていない場合は、内申を上げられる可能性があります。
ただし、
9教科全部を一気に4へ上げよう
という考え方は現実的ではありません。
まず、
3から4に最も近い教科を探します。
テストであと少しの教科
定期テストや単元テストで安定して得点できていないなら、そこに改善余地があります。
ただ問題を解くだけではなく、
- 知識不足
- 計算ミス
- 問題文の読み違い
- 記述不足
- 時間不足
のように、失点理由を分けます。
そして同じミスを繰り返さない状態まで持っていきます。
課題・授業内の学習を見直せる教科
評定は、定期テストの点数だけで決まるものではありません。
学校や教科の評価基準に基づき、
知識・技能
思考・判断・表現
主体的に学習に取り組む態度
の3観点から評価されます。
そのため、
提出期限を守れていない
課題に空欄が多い
直しをしていない
小テストへの準備が不十分
授業内課題への取り組みが安定しない
といった部分があるなら、改善する必要があります。
ただし、
「提出物を出せば4になる」わけではありません。
各教科で、自分に何が不足しているのかを確認することが大切です。
「上げやすい教科」ではなく「4に近い教科」
「副教科は上げやすい」
「数学を上げればいい」
と一律に決めることはできません。
生徒によって、
テストは高いが課題に課題がある教科
知識はあるが記述が弱い教科
あと少しで4になりそうな教科
は違います。
重要なのは、
今の3の中から、4までの距離が最も短い教科を見つけること
です。
中3で3教科を3→4にできれば、
81→87点。
4教科なら、
81→89点。
まだ評定を動かせる時期であれば、最後まで取り組む価値があります。
入試に向けた5教科の学習計画は、中学生の学習サポートでもご案内しています。
6. 「もう遅い?」内申が上がらなくても受験は終わっていない
「もう中3の秋だから遅い?」
「最終内申がほぼ決まってしまった」
というケースもあります。
その場合、
内申をこれ以上大きく変えられない可能性はあります。
しかし、
高校受験の結果まで決まったわけではありません。
神奈川県公立高校入試には学力検査があります。
つまり、
これから変えられる数字が残っています。
それが、
入試本番の得点
です。
第1次選考でも当日点は重要
第1次選考では、募集人員の90%までを選考します。
多くの高校では、
内申+学力検査
で計算し、特色検査がある高校では特色検査も加わります。
内申が志望校の参考値より低くても、
学力検査でどこまで補えるのか
を計算する価値があります。
ただし、
「内申が低くても当日点で絶対逆転できる」
という意味ではありません。
内申との差が大きすぎる場合や、受検者全体の学力が高い学校では、かなり高い当日点が必要になることもあります。
だからこそ、
逆転できるかを感覚で考えるのではなく、必要な点数を数字で確認する
ことが重要です。
第2次選考では中2・中3の評定合計そのものを使わない
第2次選考では、
学力検査
と、
中3の「主体的に学習に取り組む態度」
を使います。
特色検査を実施する高校では、特色検査も加わります。
第1次選考で使う135点満点の評定合計そのものは、第2次選考の計算には入りません。
ただし、
第2次選考だから内申はまったく関係ない
という表現も正確ではありません。
中3の「主体的に学習に取り組む態度」は使われます。
また、募集人員の大部分は第1次選考で決まります。
制度を正しく理解したうえで、
最後まで当日点を伸ばす
ことが重要です。
7. 残り期間で当日点を上げるためにやること
受験までの期間が短くなったときに、
中1の最初から5教科を全部やり直す
のは効率的ではありません。
直前期ほど重要になるのは、
「何をやるか」だけでなく「何を後回しにするか」を決めること
です。
数学
数学では、まず取るべき基本問題の失点を減らします。
計算
方程式
確率
資料の活用
関数の基本
図形の基本
など、自分が本来取れる問題を安定させます。
難問1問に長時間かけるより、
毎回落としている基本問題を1問ずつ減らす
方が点数につながる生徒も多くいます。
英語
英語は、
単語
基本文法
英作文
長文読解
に分けて原因を確認します。
長文が読めない原因が、
単語不足なのか
文法不足なのか
時間配分なのか
によって、勉強方法は違います。
国語
国語も、
漢字・語句
説明文
小説
古文
作文
などに分けて分析します。
「国語は勉強しても上がらない」と考えず、
どの形式で何点落としているか
を確認します。
理科
理科は単元による差が出やすい教科です。
知識不足
計算問題
実験・考察
グラフ・資料
などに分けます。
全単元を同じ時間で復習するより、得点に変わりやすい弱点から直します。
社会
社会も用語暗記だけでは十分ではありません。
地理なら地図・統計。
歴史なら出来事の前後関係や資料。
公民なら制度・資料・時事との関連。
知識問題を安定させたうえで、資料を使う問題まで対策します。
目標点によって取るべき問題は違う
ここが非常に重要です。
例えば数学で、
40点を目指す生徒
60点を目指す生徒
80点を目指す生徒
では、優先する問題が違います。
入試直前期は、
全部解けるようにする
のではなく、
自分の目標点に必要な問題を取れるようにする
という考え方が重要です。
まず目標点を決め、
その点数から逆算して勉強してください。
8. 自分に必要な入試目標点を確認する
ここまで読んで、
「結局、自分は何点取ればいいの?」
と思った方もいると思います。
それを考えるためには、
志望校
中2の9教科評定
中3の9教科評定
学校ごとの選考比率
重点化
特色検査
などを確認する必要があります。
個学指導のエイティでは、
神奈川県公立高校 入試目標点シミュレーター
を公開しています。
自分の内申と志望校から、
どのくらいの当日点を目標にすればよいか
を確認できます。
「オール3だから無理かも」
という状態で勉強を始めるより、
あと何点必要なのか
を確認してから勉強する方が、残り期間の使い方は明確になります。
例えば、
あと30点必要
と分かれば、
数学+8点
英語+6点
理科+8点
社会+8点
のように、教科ごとの作戦を立てられます。
必要な点数が分かったら、次は、
その点数を取るために必要な問題を繰り返す
段階です。
受験直前になればなるほど、
「問題集を何冊やったか」
より、
「本番で取るべき問題を取れる状態になっているか」
が重要になります。
9. オール3で私立高校・併願校はどう考える?
神奈川県の高校受験では、公立高校だけでなく私立高校も考える必要があります。
私立高校には、
推薦
単願・専願
併願
オープン入試
など、さまざまな受験方法があります。
学校・コースによって条件は異なり、受験年度によって募集基準が変わることもあります。
そのため、
「オール3ならこの私立高校に必ず併願できる」
と一律には言えません。
評定だけでなく、
資格
欠席日数
学校ごとの加点条件
コース
などが関係する場合もあります。
私立高校については、必ず、
受験年度の学校説明会・募集要項・中学校の進路指導
で最新条件を確認してください。
公立第一志望の場合でも、
第一志望の公立高校だけを決めて終わり
ではなく、
私立併願校まで含めて受験全体を設計しておくことが大切です。
10. よくある質問
内申オール3は何点ですか?
中2・中3とも9教科すべて3の場合は、
81点/135点
です。
ただし、中3だけがオール3の場合は、中2の評定によって合計点が変わります。
内申オール3だと公立高校は無理ですか?
いいえ。
内申だけで合否が決まるわけではありません。
学校ごとの内申・学力検査比率、学力検査の得点、重点化、特色検査などを含めて判断します。
オール3で行ける高校はどこですか?
「オール3ならこの高校」と一律には決められません。
県内には参考内申が81前後の高校も複数ありますが、参考内申は合格最低点ではありません。
当日点まで含めて判断してください。
参考内申が90なら、81では無理ですか?
必ずしもそうとは限りません。
ただし、内申で9点の差がある以上、その差を無視することもできません。
選考比率や自分の学力検査得点を確認し、
本番でどの程度の得点が必要になるのか
を考える必要があります。
中3の10月・11月からではもう遅いですか?
残り期間は短くなりますが、学力検査の得点を上げる余地はあります。
この時期は全範囲を最初からやり直すのではなく、
志望校に必要な点数から逆算して優先順位を決めること
が重要です。
最終内申が決まったら何をすればいいですか?
内申が変わらないのであれば、
当日点を上げることに集中します。
志望校の選考比率と現在の模試・過去問得点を比較し、あと何点必要なのかを確認してください。
オール3でも当日点で逆転できますか?
可能性はあります。
ただし、内申と志望校の差によって必要な得点は違います。
「逆転できる」という言葉だけを見るのではなく、
具体的に何点必要なのか
まで計算することが重要です。
中3で1教科3から4になると内申はいくつ上がりますか?
通常の135点換算では、
+2点
です。
中3の評定は2倍して計算されるためです。
提出物をしっかり出せば4になりますか?
提出物だけで評定が決まるわけではありません。
テスト、授業内課題、レポート、実技、学習への取り組みなど、各教科の評価基準に基づいて総合的に評価されます。
大切なのは、
自分の評価で何が不足しているのかを確認すること
です。
11. まとめ|オール3からの高校受験で大切なこと
神奈川県で、
中2・中3ともに内申オール3なら81点/135点
です。
ただし、
81点だから行ける高校が自動的に決まるわけではありません。
確認するべきなのは、
現在の内申
志望校の参考内申
第1次選考の比率
重点化
特色検査
現在の学力検査レベル
志望校に必要な当日点
です。
まだ内申を上げられる時期なら、
3から4へ上げられる可能性の高い教科を優先する。
最終内申が決まっているなら、
入試本番の点数を上げる。
そして受験までの残り期間が少なくなればなるほど、
全部できるようにするのではなく、必要な問題を確実に取る
という考え方が重要になります。
「もう遅い?」
と不安になったときに、変えられない数字だけを見続けても状況は変わりません。
まず、
自分は志望校に何点必要なのか
を確認してください。
そのうえで、
その点数を取るために、今日から何をするのか
を決める。
オール3からの高校受験では、それが最も大切です。
個学指導のエイティでは、神奈川県公立高校の学校別選考基準をもとにした入試目標点シミュレーターを公開しています。
まずは自分の現在地と目標点を数字で確認し、残り期間の受験勉強に役立ててください。
参考資料
・神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜募集案内」
・神奈川県教育委員会「令和9年度神奈川県公立高等学校入学者選抜選考基準」
・2027年度神奈川県公立高校入試 Wもぎ合格可能性60%基準値
※掲載している参考内申は、神奈川県教育委員会が発表する合格最低点・合格保証値ではありません。実際の合否は学力検査、特色検査、重点化、倍率、受検者の得点状況などによって変わります。
最終更新:2026年10月
個学指導のエイティ