LEARNING JOURNAL / 高校入試・受験情報・2027年度

【2027年度】神奈川県の私立高校は併願・推薦・単願のどれ?仕組み・内申基準・日程を解説

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2027年度神奈川県の私立高校入試を保護者・中学生向けに解説。推薦・単願・併願・オープンの違い、2027年1月22日・2月10日以降の原則日程、併願確約と内申基準、入学金と延納、学校ごとの確認ポイントを県公式資料から整理。

神奈川県高校入試の記事用ビジュアル
この記事の目次
  1. 1. 2027年度の私立高校入試は、大きく4つの方式 👉
  2. 2. 推薦入試とは?「私立を第一志望にする」選択 👉
  3. 3. 一般入試の「単願・併願・オープン」はどう違う? 👉
  4. 4. 「併願確約」「併願優遇」とは? 公的な合格保証と混同しない 👉
  5. 5. 内申の見方は、公立高校と私立高校で同じではない 👉
  6. 6. 2027年度の私立高校入試と公立高校入試の日程 👉
  7. 7. 県の2027年度募集概要で分かること・分からないこと 👉
  8. 8. 相模原・大和から私立高校を選ぶなら、通学・学習・費用をセットで比較 👉
  9. 9. 保護者が中学校・私立高校に確認したい7つの質問 👉
  10. 10. よくある質問 👉
  11. 11. エイティでできる受験準備 👉
  12. 12. 2027年度の公式資料・関連ガイド 👉

「公立高校が第一志望だけれど、私立高校も受けたい」「併願と単願は何が違う?」「私立の内申基準を満たせば合格は確定するの?」――高校受験を控えるご家庭から、こうした疑問がよく出てきます。

最初に結論を整理すると、私立高校の受験には『推薦』『単(専)願』『併願』『オープンなど』という複数の方式があり、受験できる学校の組み合わせ・試験内容・入学手続の条件が異なります。

この記事は2027年度(令和9年度)・神奈川県内の私立高校の一般的な入試方式を、県の公表資料に基づいてまとめたガイドです。個々の私立高校・コースの内申基準や合格条件は統一されていません。 「県全体の原則」と「学校ごとの募集要項」を分けて確認しましょう。

1. 2027年度の私立高校入試は、大きく4つの方式

まず違いを一覧にしました。以下は県教育委員会の「県内私立高等学校入学者選抜の概要」に示された原則です。学校によって例外があるため、最終的には各校の募集要項を優先してください。

方式 公立高校との併願 私立高校の受験数の原則 学力試験 中学校長の推薦
推薦入試 原則できない 私立1校 原則なし 必要
一般入試・単(専)願 できない 私立1校 あり 不要
一般入試・併願 公立共通選抜と併願可 私立1校+公立共通選抜 あり 不要
一般入試・オープンなど 可能 私立・公立の複数校を受験可能 あり 不要

出典:神奈川県教育委員会「2027年度募集案内2・県内私立高等学校入学者選抜の概要」。この表は県の原則であり、書類選考などを設ける学校や出願資格が異なる学校もあります。一般入試でも方式により選考方法が違うため、「私立はどこでも3教科の筆記」と決めつけないでください。

2. 推薦入試とは?「私立を第一志望にする」選択

推薦入試は、私立高校1校への進学を希望し、中学校長の推薦を受ける方式です。県の概要では2027年1月22日(金)以降が試験日の原則とされています。

学校ごとに、推薦のために必要な評定、欠席状況、出願資格、面接・作文・適性検査などの扱いが異なります。「推薦=当日の確認は一切ない」とも限りません。

公立も受けたい場合は、まず希望する私立高校に一般入試の併願制度があるかを確認しましょう。「推薦」という言葉だけを見て、公立高校と一緒に出願できると判断しないことが大切です。

3. 一般入試の「単願・併願・オープン」はどう違う?

単(専)願:その私立高校を第一志望にする

合格したらその高校への入学を前提に出願する方式です。県の概要では、私立高校1校のみを受験する形が原則です。

併願:公立高校を第一志望にし、私立高校も受験する

公立共通選抜と私立高校1校を組み合わせる方式です。私立に先に合格しても、公立高校の結果を確認して進学先を決められる場合があります。 ただし、入学金などの納付期限・入学辞退の条件は学校によって異なります。

オープンなど:試験での選抜を中心に複数校を検討する

県の概要では、私立・公立の双方との併願が認められる方式です。「オープンなら内申は一切見られない」と一律には言えません。 出願資格や入試科目・選考方法は各校が定めます。

一般入試の試験開始日は、これらの方式について2027年2月10日(水)以降が県の原則です。

4. 「併願確約」「併願優遇」とは? 公的な合格保証と混同しない

塾や受験情報では「併願確約」「併願優遇」という言葉が使われることがあります。

ただし、この呼び方だけで、神奈川県内のすべての私立高校に共通する制度や『合格を保証する県の仕組み』があるわけではありません。 個々の学校がどのような出願資格や事前相談・選考方法を設定しているかによって、実際の扱いは変わります。

確認するポイントは次の通りです。

  • 内申基準:どの学年・学期の評定を使うのか。3教科・5教科・9教科のどれか。
  • 単願と併願の違い:同じ高校・コースでも基準が異なる場合があるか。
  • 英検・漢検などの加点:利用できる場合、級・取得時期・上限はどうなるか。
  • 欠席・遅刻の条件:何年間の記録を見るのか。個別事情の相談が可能か。
  • 中学校との相談や入試相談:事前の確認が必要か。誰が、いつ手続きを進めるのか。
  • 実際の選抜:筆記、面接、書類審査などがあるか。最終合格はどのように決まるか。

「内申が○点なら必ず合格」「事前相談をしたから試験を受けなくてよい」と独断で判断しないでください。 高校の2027年度募集要項と中学校の進路指導で、条件を確認しましょう。

5. 内申の見方は、公立高校と私立高校で同じではない

神奈川県公立高校の通常の第1次選考で使う基本的な内申は、中2の9教科合計+中3の9教科合計×2=135点満点です。詳細は公立高校入試の内申点計算ガイドで確認できます。

一方、私立高校の推薦・併願の評定条件には、県全体で統一された135点換算の基準があるわけではありません。 高校・学科・コースや入試区分ごとに、3教科・5教科・9教科、対象学年などの条件が定められる場合があります。

例えば「9教科の評定合計が基準を満たしているか」だけでなく、特定教科の下限や英語検定の扱い、欠席数などが重要な学校もあり得ます。数字の聞きかじりではなく、募集要項の該当するコース・方式・年度を確認することが必要です。

6. 2027年度の私立高校入試と公立高校入試の日程

日程 2027年度の主な出来事
1月22日(金)以降 県内私立高校の推薦入試(原則)
2月10日(水)以降 県内私立高校の一般入試(原則)
2月16日(火) 神奈川県公立高校の学力検査
2月26日(金) 神奈川県公立高校の共通選抜合格発表
2月27日(土)以降 県内私立高校の公立併願者について、入学金以外の納入金の締切日を各校が設定する原則

県の資料では、公立併願者の「入学金以外の納入金」の締切は、公立共通選抜の合格発表翌日(2月27日)以降とされています。ただし、入学金まで一律に2月27日以降でよいという意味ではありません。

各校の出願受付期間、合格発表日、入学金の支払期限、入学辞退時の取扱いは別途定められます。私立高校の合格を確保するための支払いがいつ必要か、出願前に保護者が確認しておきましょう。

参考:県内私立高校の入試概要、2027年度公立高校入試日程。

7. 県の2027年度募集概要で分かること・分からないこと

神奈川県私学振興課が2026年10月21日に取りまとめた2027年度募集概要では、県内の全日制私立高校について、公募を行う学校は58校、そのうち推薦入試を行う学校は52校です。公募募集人員は**15,040人(うち推薦による募集人員5,528人)**と公表されています。

これは県全体の募集状況です。「どの学校でも推薦の枠が同じ割合ある」「今の内申でどこに出願できる」という意味ではありません。

学校ごとのコース・評定条件・出願期間・検査科目・納付金の詳細は、個別の2027年度募集要項で別に確認します。県の集計を個人の合格可能性や学校の合格基準と取り違えないようにしましょう。

出典:神奈川県私学振興課「令和9年度私立高等学校等生徒募集概要」。

8. 相模原・大和から私立高校を選ぶなら、通学・学習・費用をセットで比較

相模原市や大和市から受験する場合も、偏差値や評定基準だけで私立高校を選ぶと、入学後に負担を感じることがあります。

具体的には、次の項目を同じ条件で見比べることをおすすめします。

比較する項目 確認したいこと
学科・コース 3年間でどのような授業・進路指導を受けられるか
通学 朝の所要時間、乗り換え、駅からのアクセス
校風・学校生活 行事、部活動、学習の進め方が本人に合うか
2027年度の出願条件 単願・併願・オープンのどの方式が利用できるか
学習面 試験科目、必要な教材、入学後の学習ペース
費用 入学金・授業料・施設費・制服等の初期費用、支援制度

学校が公開している学費と、実際に家庭で負担する金額が一致するとは限りません。 支援制度の対象・申請条件や、授業料以外に必要な費用も確認してください。2027年度の支援制度は将来の改正・自治体施策によって変わることがあるため、前年度の金額をそのまま確定値として扱いません。

神奈川県の私立学校学費支援制度から最新情報を確認できます。

9. 保護者が中学校・私立高校に確認したい7つの質問

説明会や進路面談では、次の7項目を一緒に整理しておくと、見落としを減らせます。

  1. 希望する学科・コースで、2027年度の募集方式は何ですか。
  2. 公立高校を第一志望にする場合、併願で出願できますか。
  3. 内申条件は何年生の、何教科の、どの時期の評定ですか。
  4. 英検・漢検などの検定や、欠席日数の扱いに条件はありますか。
  5. 学校間の相談・事前の確認が必要なら、期限と担当者は誰ですか。
  6. 学科試験・面接・書類選考など、実際にどの試験を受けますか。
  7. 入学金・それ以外の納入金の支払い期限はいつで、辞退時はどうなりますか。

この質問を家庭でまとめ、中学校の進路面談や私立高校説明会で確認すると、聞き漏らしを防ぎやすくなります。

10. よくある質問

Q. 私立の併願を確保できたら、公立受験は必ず合格しますか?

いいえ。私立高校の併願と公立高校の合否は別の制度です。公立高校の合否は、志望校の選考基準と学力検査等に基づいて決まります。

Q. 推薦入試なら、ほかの私立高校や公立高校も受けられますか?

神奈川県の県内私立高校入試の概要では、推薦は私立1校のみが原則です。特殊な募集区分や他県の学校も含め、出願条件は必ず学校ごとの募集要項で確認してください。

Q. 併願確約の基準は、中3の9教科合計で決まりますか?

県共通の一律基準ではありません。 学校・コース・入試方式によって対象教科・評定期間や追加条件が異なる場合があります。2027年度の各校の正式な募集要項を確認してください。

Q. 私立高校の入学金は、公立高校の合格発表まで待てますか?

学校によります。県の原則では、公立併願者の入学金以外の納入金の締切が公立の合格発表翌日(2027年2月27日)以降とされています。入学金の支払期限は同じとは限らないため、必ず学校ごとに確認してください。

Q. 受けたい私立高校の条件を満たしているか、何から調べればよいですか?

まず、希望コース・受験方式・中2と中3の通知表をそろえましょう。必要な評定、欠席、検定の条件と試験内容を募集要項で確認し、不明点は中学校や高校に相談してください。

11. エイティでできる受験準備

私立高校を併願にするか、推薦・単願で受けるかによって、準備する教科や時期は変わる場合があります。しかし、どの方式でも、学校の授業理解と苦手単元の復習を続けることは重要です。

個学指導のエイティでは、相模原中央校・南林間校で中学生の5教科を基本に、定期テスト対策と受験に向けた学習を行っています。

通知表・定期テスト結果・志望校の候補があれば、学習の優先順位を整理しやすくなります。実際の出願資格・推薦条件・入学手続については、各私立高校と在籍中学校の正式な案内を優先してください。

中学生の指導内容や高校入試ガイドも参考にしてください。

12. 2027年度の公式資料・関連ガイド

2026年11月5日時点で公表されている2027年度の県公式資料を基に作成しました。各校の最新募集要項や中学校からの案内で変更・追加がある場合は、そちらを優先してください。

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